O脚とは、膝の膝蓋骨(シツガイコツ:お皿)が、脚の内側にある状態です。
膝蓋骨は大腿の前側についている大腿四頭筋(大腿直筋)が膝の関節をスム-ズに動かすための
ものです。
よくみたら、膝の関節を「大腿直筋と膝蓋骨というゴムバンド」で抑えているようにも見えませんか?
膝蓋骨が内側にあるということは、膝の関節を内側からゴムバンドで押しているように想像してください。
そうすると、膝が外側に広げられるようになり、脚がO脚になります。
だから、O脚矯正とは、膝蓋骨を前面に戻して前方から膝の関節を抑えるように治せばよいだけです。
※なぜ、膝蓋骨が内側に向いてしまうのか?
内股になっているからです。え?O脚を治そうと思って内股にしていた?
内股にすればするほど、O脚が強くなるんですよ!え?
順を追って考えてみましょう!
まずは、反り腰が原因なんです。
(反り腰は、座椅子に良く座る人、浅く座って背中の上部で寄りかかったりする人、ペタンコ(あひる)座りの人に多いです)
反り腰になると、鏡で横から見ると、前傾姿勢で倒れそうに立っています。
上半身と骨盤が前へ倒れないようにするために、両方の股関節が内旋(内側に回転)して、
股関節の一番上の部分(骨頭(コットウ))で、骨盤を後ろへ押すように抵抗します。
股関節つまり大腿骨が内側へ向くと、「上記の大腿直筋とお皿のバンド」で膝を外側へ押し出します。
だから、反り腰(前傾姿勢)の人はO脚になります。
反り腰を治して、股関節を外旋させればよいのです。
股関節外旋筋は、肛門周りの臀部筋肉で行うため、訓練が必要にはなりますが・・・
※そうそう!!ほとんどのO脚の人は内転筋は鍛えなくてもよいのです。
注意)内転筋を鍛えてO脚を治そう←これは、骨格構造が良く分かっていない人の短絡的な発想です。
XO脚でかつ大腿が離れている場合は、O脚矯正の中では超超超難易度でして、内転筋を鍛えさせる場合もありますが、
このケ-スはO脚を訴えてくる人達100人中の2,3人くらいレアです。
現在当院にも一人いらっしゃいます。頑張って通ってもらい直しています。
ゆるみ整体では、
100人中97人は、矯正が容易なので初診6000円 二回目以降4800円(6回くらいで安定します)
運が悪く100人中2,3人の人は初診6000円 二回目以降は4800円(大体16回~24回、またはある程度で限界が来る場合があります。)
がに股は、O脚矯正ではありません。別問題です。でも解決できる場合が多いですよ!